今回は人気が急速に拡大している『VTuber』について語っていきたいと思います。
『VTuber』は「バーチャルYouTuber」の略語で、動画配信を中心に活動している方です。
コンテンツの多様性やライバーの個性的なキャラクターで注目を集め、今ではコンサートやテレビ番組など「リアルの世界」にも進出しています。
この記事では「今1番アツい!」と言える人気のVTuberや、各ライバーの魅力までたくさん語っていきます。
「VTuberって具体的にどんな活動をしているの?」「どのVTuberが人気なのか知りたい!」という方は満足できる内容になっているので、ぜひ最後までご覧ください。
突然ですが皆さん、VTuberの人数はどれくらいだと思いますか?
VTuberは2016年に登場した『キズナアイ』(2022年に活動休止)から歴史が始まり、現在活動しているVTuberは「2万人以上」と言われています。
YouTubeを中心に活動しているVTuberですが、今ではオリジナル曲のリリースやコンサートの開催、テレビ出演など媒体を問わず活動の幅を広げ続けています。
先駆者であるキズナアイもメディア露出が多かったため、「テレビで見たことある!」という人もいるのではないでしょうか。
【主なVTuberグループ】
大手事務所:にじさんじ、ホロライブプロダクション
中堅事務所:ぶいすぽっ!、ななしいんく、.LIVE など
小型事務所:Palette Project、VOMS project、ミリプロ など
VTuberは「ゲーム」「アイドル」といった1つのジャンルに特化したグループもあれば、オールジャンルに対応するグループもあります。
その数は約100社と言われていて、規模は大型・中型・小型の3つに分かれています。
VTuberグループの規模は、動画の視聴回数やライブ配信での接続数によって異なります。
人気の高いライバーはコラボ配信や雑誌の特集、CM出演など様々なメディアで活躍を見せ、中には冠番組の放送が決定することも。
VTuberの活動範囲は、所属するタレントの人気に大きく影響されているのです。
ここからは、「今最も勢いのある」人気のVTuberを10人ピックアップして紹介します。
今回紹介するVTuberは、再生回数の多さやコンテンツの幅広さ、ファンからの反響を基準に選びました。
知名度の高いライバーが揃っているため、「名前は聞いたことある!」という方も多いはずです。
それぞれのVTuberの活動内容や魅力を一緒に見ていきましょう。
【プロフィール】
所属グループ:ホロライブ3期生
愛称:船長
誕生日:7月30日
ファンネーム:宝鐘の一味
チャンネル登録者数:378万人(2025年2月時点)
初配信:2019年8月
宝鐘マリンは『ホロライブ』に所属するVTuberで、赤を基調とした女海賊風の衣装を着ています。
自らを「宝鐘海賊団の船長」と名乗り、ファンからは「船長」と呼ばれています。
しかし、実は海賊船を持たない「ただのコスプレのお姉さん」で、資金集めのためにVTuberをしているとのこと。
配信内容はゲーム実況や雑談、イラスト制作など多岐に渡り、高い語彙力を活かしたマシンガントークでファンを楽しませています。
90年代~2000年代のアニメ・ゲームの知識にも精通していて、キャラクターのモノマネを披露することも。
宝鐘マリンはオリジナル曲の人気も凄まじく、MVは公開から10日で100万回再生を記録するほどです。
2023年にリリースされた『美少女無罪♡パイレーツ』は、公開から39日で1,000万回再生を突破。
同年にはフジテレビの歌番組『FNS歌謡祭』にも出演しました。
幅広い知識と多彩な才能を活かし、多くの『一味』を増やし続けています。
【プロフィール】
所属グループ:ホロライブ3期生
愛称:ぺこーら、ぺこちゃん
誕生日:1月12日
ファンネーム:野うさぎ同盟
チャンネル登録者数:267万人(2025年2月時点)
初配信:2019年7月
兎田ぺこらは「人参をこよなく愛する」バニーガールで、『ぺこーら』の愛称で親しまれています。
「いつでも食べられるように」という理由で人参を髪の毛に刺し、首には本物のうさぎ『どんちゃん』を巻いています。
先ほど紹介した宝鐘マリンとは同期で、コラボ配信では仲の良いやり取りを見せていることが多いです。
兎田ぺこらは語尾に「ぺこ」を付ける独特な喋り方と、「ファファファ」というクセのある笑い声が特徴です。
配信はゲーム実況が最も多く、『マインクラフト』『ストリートファイター』『ドラゴンクエスト』などをプレイしています。
2024年には「難ゲー」として知られるスーパーファミコン用ソフト『超魔界村』に挑戦し、開始から8時間でクリアするという粘り強さを見せました。
ちなみに、YouTube配信の前にはOPとして『ぺこらっぷ』が流れます。
思わず口ずさみたくなる「ぶんぶんちゃ♪ぶんぶんちゃ♪」のフレーズが印象的で、2023年には『スペシャルVer』として人気YouTuber・HIKAKINとのコラボを果たしました。
明るく親しみやすいキャラクターが魅力であり、ホロライブの中でもトップクラスの人気を誇るVTuberです。
【プロフィール】
所属グループ:にじさんじ
愛称:葛葉、ずは
誕生日:11月10日
ファンネーム:ラグファミ
チャンネル登録者数:192万人(2025年2月時点)
初配信:2018年3月
葛葉は、『にじさんじ』に所属する「ニートのゲーマー吸血鬼」です。
2018年3月に活動をスタートし、同年7月に『にじさんじ』へと加入しました。
『Apex』『Valorant』などのFPSゲームの実況が中心で、平均5時間の配信をほぼ毎日深夜に行っています。
葛葉が人気を集めている理由は、「卓越したゲームセンス」と「独特な言葉を使ったトーク」です。
FPSやRPG、格闘ゲームなど何でもそつなくこなし、思いついたことをそのまま言う「脊髄トーク」でファンを笑わせてくれます。
掲載した『マリオカート8DX』の実況の他にも面白い動画がアップされているので、気になった方は「葛葉 脊髄トーク」で検索してみてください。
また、葛葉はハスキーボイスを活かした「歌動画」にも定評があるVTuberです。
オリジナル曲や『歌ってみた』の投稿も多く、同事務所の『叶』とのユニット『ChroNoiR』でも活動。
「脊髄トーク」が繰り広げられるユニークな配信と、思わず聞き惚れるセクシーな歌声に、多くのファンが「ギャップ萌え」しているそうです。
【プロフィール】
所属グループ:ホロライブ0期生
愛称:すいちゃん
誕生日:3月22日
ファンネーム:星詠み
チャンネル登録者数:260万人(2025年2月時点)
初配信:2018年3月
星街すいせいは、「永遠の18歳の高校生アイドル」として活動するバーチャルシンガーです。
2018年に3月にYouTubeチャンネルを開設し、その1年後にホロライブへ加入。
現在はオリジナル曲や『歌ってみた』の投稿、ライブイベントなどの音楽活動に力を入れています。
星街すいせいの魅力は「VTuber界屈指の圧倒的な歌唱力」です。
高音から低音まで歌いこなす幅広い音域と、爽快感のある透き通った歌声で、聴く人の心をしっかりと掴みます。
2023年にはVTuber初となる『THE FIRST TAKE』に出演し、プレミア公開の同時視聴者数は16万人を記録。
翌年にリリースされた『ビビデバ』は、再生回数1億回と大ヒットを飛ばしました。
2025年2月1日には日本武道館でのライブ『SuperNova』を開催し、会場には1万5000人を動員。
デビュー時からの目標であった「最終的には武道館でライブをする」夢を叶え、多くのファンに感動を与えました。
「VTuber」の枠を超えて幅広い活躍を見せる星街すいせい。
これからどんな歴史を刻んでいくのか、今後の展開から⽬が離せません。
【プロフィール】
所属グループ:にじさんじ
愛称:委員長
誕生日:9月24日
ファンネーム:なし
チャンネル登録者数:135万人(2025年2月時点)
初配信:2018年2月
2018年2月にデビューしたにじさんじの初期メンバーで、グループ内でも高い知名度を誇る「看板ライバー」です。
月ノ美兎のYouTubeチャンネルに投稿されている動画は、かなり「ぶっ飛んだもの」が多いです。
「ライバーの嫌いな食べ物で1日生活する」「甲子園の土でピカピカの泥団子を作る」など、普通では思いつかない斬新な企画を連発しています。
配信では16歳という年齢に合わない、濃すぎるキャラクターで人気を博しています。
「小学生の頃に校庭の雑草を食べていた」「血糊を練り込んでクッキーを焼いた」という過去のエピソードを暴露したり、ゲーム実況で思うように進まずキレることも。
見た目からは想像できない「変人さ」と豊富なワードセンスで、唯一無二の存在感を放っているVTuberです。
【プロフィール】
所属グループ:ホロライブ1期生、ホロライブゲーマーズ
愛称:フブちゃん、フブキング
誕生日:10月5日
ファンネーム:すこん部
チャンネル登録者数:251万人(2025年2月時点)
初配信:2018年6月
白上フブキは、『ホロライブ』に所属する「白髪ケモミミ女子高校生」です。
短い白髪と大きな耳がトレードマークで、種族は猫ではなく「狐」です。
見た目や配信中のリアクションから視聴者に「猫やんけ!」と突っ込まれ、「狐じゃい!」と返すのはお約束。
ホロライブ公式サイトにも「猫っぽい事をしたら『ねこやんけ』って返してくれると嬉しいよ!」と記載しています。
配信ジャンルはゲーム実況が中心で、『ポケットモンスター』『スーパーマリオ』『桃太郎電鉄』『AmongUs』など、ジャンル問わず幅広いゲームに挑戦しています。
ゲームの腕前もかなり高く、長時間の耐久配信やRTA(リアルタイムアタック)を行うことも。
複数のタイトルを数時間にわたってプレイするスタミナと実力を持ち、これまでに『8番出口』を1分37秒、『UNDERTALE』を1時間46分でクリアするという実績を持っています。
【プロフィール】
所属グループ:にじさんじ
愛称:もちさん、剣持、剣ちゃん
誕生日:8月22日
ファンネーム:なし
チャンネル登録者数:110万人(2025年2月時点)
初配信:2018年3月
あだ名は『剣持』『もちさん』ですが、先輩の月ノ美兎に名前を間違われたことがきっかけで『力也さん』と呼ばれたり、鋭い輪郭のアバターから『顎』とイジられることも。
剣持刀也は主に雑談やゲーム実況を行っていて、休憩なしで1~2時間ひたすら喋り続けているのが特徴です。
リスナーとのやり取りは「プロレスじみた掛け合い」と呼ばれていて、ファンからの辛辣なコメントやイジりを鋭いツッコミで捌いていきます。
言葉選びが秀逸なことでも知られていて、機転の利いた返しでリスナーを打ち負かすのが面白いポイントです。
また、同じ事務所の加賀美ハヤト、不破湊、甲斐田晴とのユニット『ROF-MAO』でも活動しています。
「カッコイイオトナを目指す」をコンセプトにしていますが、実際は『無人島サバイバル生活』『足つぼマッサージ』『電流体力測定』など、身体を張るような企画ばかりです。
思わず「『カッコイイオトナ』とは…?」とツッコミたくなる動画が揃っているので、そちらもチェックしてみてください。
【プロフィール】
所属グループ:ホロライブゲーマーズ
愛称:ころさん、ころねちゃん
誕生日:10月1日
ファンネーム:ころねすきー
チャンネル登録者数:218万人(2025年2月時点)
初配信:2019年4月
戌神ころねは、ホロライブのユニット『ホロライブゲーマーズ』のメンバーで、ゲーム実況を中心に活動しています。
「都会にあるパン屋さんにいるバーチャル犬人間」で、訛りの強い東北弁で喋るのが特徴です。
ちなみに『ホロライブゲーマーズ』には、先ほど紹介した白上フブキも所属しています。
配信でプレイしているのは、スーパーファミコンやプレイステーションなどのレトロゲームが多いです。
10時間を超える耐久配信を高頻度で行っていて、多い時は27時間以上配信を続けることも。
ホロライブ屈指の強さと体力を持つことから、「フィジカルモンスター」「体力おばけ」とも呼ばれています。
戌神ころねのすべての配信を追うことは難しく、ファンからも「ついていけない」との声があがるほどです。
そのため、YouTubeにアップされている「切り抜き動画」をチェックすることをおすすめします。
【プロフィール】
所属グループ:無所属
愛称:ういちゃん、ういママ、うい先生
誕生日:5月30日
ファンネーム:なし
チャンネル登録者数:204万人(2025年2月時点)
初配信:2019年5月
しぐれういは、フリーランスで活動する16歳のイラストレーターです。
主にライトノベルの挿絵やVTuberのキャラクターデザインを手掛けていて、画集の出版や個展も開催しています。
自身もVTuberとして活動しており、YouTubeチャンネルではイラスト制作や雑談、ゲーム実況などを行っています。
歌動画もいくつか投稿していて、オリジナル曲『粛聖!! ロリ神レクイエム☆』は公開から18日間で1000万回再生を記録、2025年時点で1億回再生を突破しています。
しかし、VTuber活動は「趣味の一環」としているため、他のライバーに比べると配信の頻度は少なめです。
よく間違われるのですが、あくまで本職は「イラストレーター」なので、その点にはご注意ください。
【プロフィール】
所属グループ:ホロライブEnglish
愛称:サメちゃん
誕生日:6月20日
ファンネーム:
チャンネル登録者数:454万人(2025年2月時点)
初配信:2020年9月
がうる・ぐらは、英語圏のVTuberが所属する『ホロライブEnglish』のメンバーです。
サメのパーカーを着た「アトランティスの末裔」で、「海底つまらんすぎてワロタ」という理由で地上にやってきました。
2020年9月に初のYouTubeライブを行い、1か月でチャンネル登録者数100万人を突破。
「世界初のVTuber」であるキズナアイを超えるスピードでファンを獲得し、2022年にはVTuber初の登録者400万人を達成しました。
日本での人気も高く、初配信で「サメでーす」と挨拶したことから『サメちゃん』と呼ばれています。
また、がうる・ぐらは日本のシティ・ポップが大好きだと公表しています。
デビュー配信では山下達郎の『RIDE ON TIME』を日本語で歌い、その優しい歌声で多くの視聴者の心を掴みました。
初登場時から現在まで、筆頭格の人気を誇る「海外で最も人気のあるVTuber」です。
先ほど紹介した人気ランキングのほとんどが、『ホロライブ』『にじさんじ』のメンバーです。
2つの事務所には知名度・人気が高いVTuberが多数所属していることから、「2大大手」と呼ばれています。
VTuber界で圧倒的な存在感を示す『ホロライブ』『にじさんじ』の違いは何なのか。詳しく紹介していきたいと思います。
【基本情報】
運営会社:カバー株式会社
ライバーの数:33人(2025年2月時点)
主な所属タレント:宝鐘マリン、兎田ぺこら、星街すいせい など
チャンネル登録者数:272万人(2025年2月時点)
『ホロライブ』は、カバー株式会社が運営するVTuberプロジェクト『ホロライブプロダクション』内のグループです。
2017年のプロジェクトの発足と共にデビューした『0期生』から始まり、2021年にデビューした『6期生』まで33人のVTuberが所属しています。
『ホロライブ』の特徴は「女性VTuberのみで構成されている」ことです。
タレントやスタッフ自らが「アイドル事務所」と名乗り、YouTuberでの配信やオリジナル曲のリリース、ライブイベントを中心に活動。
「可愛いアイドル路線」を売りにした愛らしい見た目やパフォーマンスが魅力で、国内外問わず多くのファンを獲得しています。
【各ユニットの特徴】
ホロライブ:女性VTuberのみ在籍
ホロライブゲーマーズ:ゲーム実況を中心に活動
ホロライブEnglish:英語圏のVTuberが在籍
ホロライブインドネシア:インドネシアのVTuberが在籍
hololive DEV_IS:『ホロライブ』の姉妹グループ
ホロスターズ:男性VTuberのみ在籍
『ホロライブプロダクション』には、この他にも『ホロライブEnglish』『ホロライブインドネシア』や、『hololive DEV_IS』、『ホロスターズ』などのグループがあります。
プロジェクト全体で在籍しているVTuberは、80人以上いるとのこと。
国内外から高い支持を受ける『ホロライブプロダクション』は、プロジェクト内のグループを増やすことで規模を拡大し続けています。
【基本情報】
運営会社:ANYCOLOR株式会社
ライバーの数:152人(2025年2月時点)
主な所属タレント:月ノ美兎、剣持刀也、葛葉など
チャンネル登録者数:167万人(2025年2月時点)
『にじさんじ』は、ANYCOLOR株式会社が運営するVTuberグループです。
名前の由来は「2次元と3次元を繋げる」ことであり、現在は152人のライバーが在籍しています。
2018年に同名のライブ配信アプリがリリースされ、それをきっかけに『1期生』8人と『2期生』10人がデビュー。
その後、派生グループとして『にじさんじゲーマーズ』『にじさんじSEEDs』『VOIZ』(2018年8月に活動終了)が誕生しました。
同年12月に3グループすべてが統合され、『〇〇期生』やグループ名の枠組みがなくなります。
それ以降は在籍しているライバー全員が「にじさんじ所属」として活動することになりました。
『にじさんじ』の特徴は「多種多様なVTuberが所属している」ことです。
男女混合のグループで、学生や会社員、猫やヴァンパイアなどいろいろな肩書き・種族のライバーが揃っています。
YouTubeには『マリオカートにじさんじ杯』『にじさんじのB級バラエティ(仮)』『にじさんじ甲子園』など、エンタメ要素の強い動画が盛りだくさん。
バラエティに富んだ企画と、メンバー同士の面白い掛け合いを楽しめるのが『にじさんじ』の魅力です。
VTuberの中には、事務所に所属せず活動している『個人勢』のライバーもいます。
ランキングで紹介した『しぐれうい』も個人勢の1人で、「趣味の1つ」として活動していることが多いです。
中には人気VTuberとのコラボで知名度を上げ、YouTubeのチャンネル登録者を増やしているタレントも。
ここでは、チャンネル登録者数・動画の再生回数が多い『個人勢』のVTuberを紹介していきます。
【プロフィール】
所属グループ:無所属
愛称:名取
誕生日:3月7日
ファンネーム:せんせえ
チャンネル登録者数:38万人(2025年2月時点)
初配信:2018年3月
名取さなは、2018年3月に活動を開始した「新人ナース」のVTuberです。
名前の『さな』は誕生日の3月7日から名づけられました。
ピンクのナース服を着たビジュアルが特徴で、ファンのことを『せんせえ』と呼んでいます。
YouTubeでは雑談やゲーム実況、お絵かき配信などを行っています。
配信中に描いたイラストは、『さなちゃんねるキャラクターズ』としてグッズ化されることも。
この他にもオリジナル曲の投稿やソロイベントの開催、ラジオパーソナリティーなど様々な活動を展開しています。
さらに、YouTube以外にもサンリオとのコラボグッズ販売や、人気VTuberの動画にも出演しています。
過去にはキズナアイの特番『のとく番~アイは世界を繋ぐ~』で地上波に登場したり、にじさんじの月ノ美兎と『部屋当てクイズ大会』を行っていました。
配信活動に留まらず、クリエイターとしても多方面で才能を発揮しているVTuberです。
【プロフィール】
所属事務所:無所属
愛称:まりちゃん
誕生日:11月5日
ファンネーム:にんじんども
チャンネル登録者数:51万人(2025年2月時点)
初配信:2018年7月
兎鞠まりは、ピンク髪のツインテールとうさ耳が特徴のVTuberです。
一見すると美少女VTuberですが、実はその中身は「おじさん(男性)」なのです。
自分のことを『恋声系ボイチェンおじさん』と名乗り、ボイスチェンジャーソフトを使って声を変換していることを公表しています。
兎鞠まりが人気の理由は「喋り方や仕草が可愛い」ことです。
女性らしい透き通った声とビジュアルの可愛さに落ちる人が多く、ネット上には「本当におじさんなのか?」というコメントがアップされるほどです。
VTuberからのファンも多く、あのキズナアイも彼女(彼?)を推しています。
兎鞠まりが「おじさんだから」と言っても、「笑い声が女の子だもん!」「こんな可愛いおじさんがいてたまるか!」と熱弁。
中の人が「おじさん」とは全く思えない抜群の可愛さで、多くのファンを魅了し続けています。
日本だけでなく海外のファンにも支持され、国際的な人気を誇るVTuber。
これを受けて海外向けの活動も展開され、世界各国でVTuberが登場しています。
【主な所属タレント】
ホロライブEnglish:がうる・ぐら、森カリオペ、小鳥遊キアラ
ホロライブインドネシア:ムーナ・ホシノヴァ、こぼ・かなえる、ベスティア・ゼータ
にじさんじEN:Vox Akuma、アイク・イーヴランド、狂蘭メロコ
海外のVTuberとしてよく挙げられるのが、『ホロライブEnglish』『ホロライブインドネシア』『にじさんじEN』です。
配信内容はゲーム実況や雑談が中心で、オリジナル曲のMVや歌動画が投稿されることも。
日本のVTuberとコラボ企画を行うことも多く、国境を越えた交流が盛んに行われています。
海外勢のVTuberは、ほとんどのメンバーが英語・日本語・インドネシア語を扱うことができます。
ライブイベントを開催することも多く、日本語でJ-POPやアニソンを歌うことも。
母国語ではない曲をスラスラと歌うメンバーの歌声は、いつ聞いても惚れてしまいます。
気になった方は『歌ってみた』からチェックしてみるのがおすすめです。
ここまでは「現在も活躍するVTuber」を紹介してきましたが、卒業・引退したVTuberも多く存在します。
その理由はVTuberごとで違い、個人的な事情や方向性の違い、SNS上の問題などが挙げられます。
VTuber界を去ったメンバーは、どのような理由で卒業したのでしょうか。
本記事では『ホロライブ』『にじさんじ』を卒業したVTuber5人について解説します。
【プロフィール】
所属していたグループ:ホロライブ3期生
愛称:るーちゃん、るーしー
活動期間:2019年7月~2022年2月
潤羽るしあは、『ホロライブ』に所属していたVTuberです。
2019年7月に宝鐘マリン、兎田ぺこらと共に『ホロライブ3期生』としてデビューしました。
ホラーゲーム実況を中心に活動していましたが、2022年2月に「情報漏えいや関係各所への虚偽の申告」による契約解除が発表。
同年3月末にYouTubeチャンネルが閉鎖され、公式サイトのプロフィールからも削除されました。
【プロフィール】
所属していたグループ:ホロライブ2期生
愛称:あくたん
活動期間:2018年8月~2024年8月
湊あくあは、『ホロライブ2期生』として活動していた「バーチャルマリンメイド」です。
YouTubeのチャンネル登録者数は200万人と、ホロライブの中でも屈指の人気を誇っていたVTuberでした。
圧倒的なゲームスキルと高いアイドル性で人気を集めていましたが、2024年8月に「会社との方向性の違い」により卒業することを発表。
卒業ライブ『あくあ色に染まれ!』では最大同時接続数96万人と圧倒的な数字を記録し、惜しまれながらホロライブを卒業しました。
【プロフィール】
所属していたグループ:ホロライブ6期生
愛称:さかまた
活動期間:2021年11月~2025年1月
沙花叉クロヱは、『ホロライブ』に所属していたVTuberです。
苗字の「さかまた」はシャチの異名であり、シャチをモチーフにした黒と赤のパーカーを着ていました。
2021年に『ホロライブ6期生』としてデビューし、2025年1月に配信活動を休止。
『ホロライブ』からは卒業しましたが、事務所であるカバー株式会社には引き続き在籍するとのことです。
YouTubeで配信された卒業ライブでは、自身のソロ曲をすべて生歌で歌唱。配信中の最高同時接続数は34万人を突破しました。
【プロフィール】
所属していたグループ:にじさんじ
愛称:ういふぁん
活動期間:2019年7月~2023年12月
相羽ういはは、『にじさんじ』に所属していたVTuberです。
歌やダンスのパフォーマンスを得意としていて、『歌ってみた』『踊ってみた』の投稿、コンサートの開催といった音楽活動を中心に行っていました。
相羽ういはは2023年12月をもって、『にじさんじ』から卒業することを発表。
卒業理由については「アイドルという使命により向き合った自分でいたい」と語っています。
年末に『卒業式』と題した最後のYouTube配信を行い、VTuber活動を終了しました。
【プロフィール】
所属していたグループ:にじさんじ
愛称:詩子お姉さん
活動期間:2018年3月~2024年6月
鈴鹿詩子は、『にじさんじ』所属のVTuberとして活動していた「歌のお姉さん」です。
自らを「古の腐女子」と名乗り、ボーイズラブについて語る動画を多く投稿していました。
2024年6月に「新しく挑戦したいことが色々ある」という理由で、『にじさんじ』から卒業。
鈴鹿詩子本人の希望により、YouTubeの動画とXのアカウントはそのまま残ることになりました。
最後に、新たにデビューを果たした新人VTuberを紹介します。
今回紹介するのは、登場からすぐにメディアでの活躍を見せ、今まさに注目を集めているVTuberたちです。
これからどんな活躍を見せてくれるのか、今後の成長がとても楽しみです!
【メンバー(左から順に)】
・虎金妃笑虎(ニコたん)
・水宮枢(すうちゃん)
・響咲リオナ(リオナちゃん)
・綺々羅々ヴィヴィ(ヴィヴィたん)
・輪堂千速(ちは)
『FLOW GLOW』は、ホロライブの姉妹グループ『hololive DEV_IS』から誕生した5人組ユニットです。
2024年11月8日に1stシングル『FG ROADSTER』のMVが公開され、翌日にYouTubeでのデビュー配信が行われました。
1stシングルのリリースから5日後の11月13日に、原宿でポップアップストア『FLOW GLOW HOUSE』を開催。
デビューを記念したリアルイベントは、ホロライブ初となる出来事でした。
ホロライブの「アイドルらしい可愛さ」とは真逆のロックな世界観を見せるFLOW GLOW。
他のVTuberとは一味違う、新たな風を巻き起こすグループとなりそうです。
【プロフィール】
所属事務所:無所属
愛称:さくたん
誕生日:12月2日
ファンネーム:さくなだふぁみりあ
チャンネル登録者数:101万人(2025年2月時点)
初配信:2024年10月
『結城さくな』は、2024年10月27日にデビューした『個人勢』のVTuberです。
苗字の「結城」は『ソードアート・オンライン』のヒロイン・結城明日奈から取ったと語っています。
本格的に活動を始める前からその人気は高く、ティザーPVは200万再生、初配信の同時接続数は38万人を記録。
デビューから2カ月後の12月には、YouTubeのチャンネル登録者数100万人を突破しました。
新人VTuberとしては異例の人気を見せる結城さくなには、実はこんな噂が上がっています。
それは「前世は『湊あくあ』ではないか?」という話です。
2人の主な共通点は「声と笑い方が似ている」「『ドジっ子メイド』という設定が同じ」などが挙げられます。
さらに、2Dアバターを制作した『がおう』さんは、湊あくあのイラストも手掛けていました。
結城さくなは「前世」について語ることはなく、真実は明かされていません。
しかし、今大注目のVTuberであることは間違いないので、これからの活躍を楽しみに待ちましょう。
本記事では、今爆発的な人気を誇る『VTuber』について紹介しました。
YouTubeでの配信に留まらず、テレビ番組の出演やコンサートの開催など、次元を超えて活動を広げ続けているVTuber。
個性豊かなライバーたちが展開するコンテンツは、1度見たらハマってしまうこと間違いなしです。
この記事を読んで「このVTuberが気になる!」「配信や曲を聴いてみたい!」という方は、ぜひ掲載した動画をチェックしてみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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