星街すいせいは『ホロライブ』に所属するVTuberで、音楽制作をメインに活動しています。
人の心に響く力強い歌声は、ファンの間で「ホロライブの歌姫」と称されるほどです。
そんな星街すいせいは、インターネットだけでなく「リアル」の世界でも音楽活動を展開しています。
しかし、テレビやSNSで見たことがあっても、「どんな活動をしているの?」「どの曲が人気か知りたい!」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、星街すいせいの「音楽活動」にスポットを当てて紹介します。
おすすめの曲やアルバムの購入方法まで詳しく語っていくので、ぜひ最後までご覧ください!
星街すいせいのプロフィール
所属グループ:ホロライブ0期生
愛称:すいちゃん
誕生日:3月22日
ファンネーム:星詠み
初配信日:2018年3月22日
星街すいせいは、VTuber事務所『ホロライブプロダクション』に所属する女性VTuberです。
オリジナル曲のリリースやライブ活動を中心に行う『バーチャルシンガー』で、ファンからは『すいちゃん』と呼ばれています。
まず初めに、星街すいせいがどんなVTuberなのかを簡単に見ていきましょう。
星街すいせいは元々、事務所に所属していない「個人勢」のVTuberでした。
2018年3月22日からYouTubeの動画投稿を始め、『アイドルVTuber』としてデビュー。
当時はフリーで活動していたため、キャラクターデザインや動画の編集など、すべての作業を1人で行っていたそうです。
デビューから1年後の2019年5月19日に、『ホロライブプロダクション』内の音楽レーベル『イノナカミュージック』へ移籍。(2022年3月に活動終了)
同年12月1日に「活動方針の違い」によりレーベルを離れ、女性VTuberグループ『ホロライブ』へと移籍しました。
移籍後は『ホロライブ0期生』となり、現在も『ホロメン』として活動を続けています。
星街すいせいといえば、VTuberの中でも「トップレベルの歌唱力」の持ち主です。
透き通ったクールな歌声が特徴で、低音から高音まで滑らかに歌い上げるアーティストとしての実力は確かなものです。
曲のジャンルもポップスからバラード、アイドルソングまでサラリと歌いこなします。
星街すいせいのパフォーマンスは、他のホロメンからも高い評価を得ています。
同期のさくらみこは「生歌でも絶対ブレない」と語り、3期生の宝鐘マリンは「すいちゃんのステージに間違いはない!」「毎度安定のクオリティ」と熱弁。
彼女の透明感溢れる歌声は、ファンやライバーをはじめとした多くの人々の心を掴んでいることが分かります。
星街すいせいは音楽活動に加えて、ゲーム実況も行っています。
1番得意なゲームは『テトリス』であり、『ゲームボーイカラー』の時からプレイしている「ガチ勢」として知られています。
『テトリス』で残した実績も多く、『テトリス99』のVIP部屋対戦では、開始から15分で1位を獲得。
「世界2位のプレイヤー」と長時間対戦した経験もあり、互角の勝負を見せていました。
ホロメンとの対戦では、「0秒待機」「ホールド禁止」などの制限を設けられても勝利。
対戦中には雑談をしながら、高速でブロックを落とす余裕っぷりを見せています。
ゲームも雑談もそつなくこなす、まさに「実力」と「器用さ」を兼ね備えたVTuberですね。
星街すいせいは現在、3作のアルバムをリリースしています。(2025年4月時点)
各アルバムには星街すいせいの「代表曲」「新規描き下ろし曲」が収録され、全て違うテーマで構成されています。
本記事ではアルバム3作の特徴や、主な収録曲について解説します。
各レビューにはアルバムの※クロスフェードも掲載しているので、そちらも併せてご覧ください。
※アルバムに収録された全曲のダイジェスト映像
リリース日:2021年9月29日
曲数:全12曲
主な収録曲:『Stellar Stellar』『NEXT COLOR PLANET』『駆けろ』
『Still Still Stellar』は、2021年9月29日に発売された星街すいせいの1stアルバムです。
星街すいせいにとって初のフルアルバムであり、初の全国流通CDとなりました。
本作は「星」をテーマにした、爽やかなメロディーが特徴の12曲が収録されています。
タイトルの『Stellar』は「星」を意味する単語で、星街すいせいの名前である「星」から決めたものです。
表題曲『Stellar Stellar』で盛り上がりを見せ、疾走感を残しつつも『駆けろ』で儚さの余韻を感じる構成は、夜空に流れる彗星のイメージそのものです。
リリース日:2023年1月25日
曲数:全11曲
主な収録曲:『TEMPLATE』『みちづれ』『ソワレ』
『Specter』は、2021年9月29日に発売された星街すいせいの2ndアルバムです。
本作は「ロック」をテーマにしたアルバムで、堀江晶太、キタニタツヤ、Ayaseなど豪華アーティストが集結して制作されました。
本作には『みちづれ』や『ソワレ』をはじめ、前作とは全く違うテイストのロックナンバーが揃っています。
星街すいせいによると、アルバムのイメージは「『Still Still Stellar』は“キラキラ”、『Specter』は“ぎらぎら”」とのこと。
「ぎらぎら」なサウンドとエッジの効いた歌声がマッチした楽曲は、聴く人の心を掴むこと間違いなしです。
リリース日:2025年1月22日
曲数:全11曲
主な収録曲:『ビビデバ』『ムーンライト』『ザイオン』
『新星目録』は、2025年1月22日に発売された星街すいせいの3rdアルバムです。
本作のテーマは「革命」で、「新時代を作ろう」というイメージで制作したそうです。
本作にはポップスやEDM、バラードなど、バラエティに富んだ楽曲が詰まっています。
多彩なジャンルの曲を力強く歌い上げる歌声からは、「常に新しい時代を切り開いていきたい」という意志が伝わってきます。
「自分で歌い、自分で踊っている」ことがしっかりと伝わってくる、星街すいせいの覚悟と情熱が込められた作品です。
アルバムを知った後は、収録されている「曲を聴きたい!」と思いますよね。
ここでは、数ある星街すいせいの楽曲の中から、「これを聴けばハマる!」おすすめの5曲を紹介します。
リリース日:2024年3月23日
収録アルバム:『新星目録』
『ビビデバ』は、2024年3月23日に配信リリースされた曲です。
『シンデレラ』をテーマにした曲で、タイトルは魔法の呪文『ビビディ・バビディ・ブー』から取っています。
星街すいせいは、この曲は「意思の強い女の子」をイメージしたと語っています。
「それならば駆け抜けて想通り!」「自由に踊った者勝ちでしょう?」といった歌詞には、「自分の心に従う」という決意が込められています。
サビで繰り返される『BIBBIDI BOBBIDI BOOWA』もクセになり、思わず口ずさんでしまいます。
「バーチャル」と「リアル」が融合した、革新的なMVにも注目して聴いてみてください。
リリース日:2021年9月29日
収録アルバム:『Still Still Stellar』
『Stellar Stellar』は、2021年9月29日に配信リリースされた曲です。
作詞は星街すいせい本人が手掛け、1stアルバム『Still Still Stellar』のリード曲として発表されました。
この曲の注目ポイントは、星街すいせいの「伸びやかなロングトーン」です。
イントロの「だって僕は星だから」と、サビ前の「その手を伸ばして」で曲が盛り上がる瞬間は、いつ聴いても心が震えます。
さらに、一発撮りのパフォーマンスを公開する『THE FIRST TAKE』で、『Stellar Stellar』を歌唱。
『THE FIRST TAKE』にVTuberが出演したのは、星街すいせいが初めてでした。
原曲とは違うアコースティックアレンジになっているので、こちらもぜひご覧ください。
リリース日:2022年12月19日
収録アルバム:『Specter』
『ソワレ』は、2022年12月19日に配信リリースされた曲です。
2ndアルバム『Specter』の先行シングルとして発表され、同アルバムの10曲目に収録されました。
タイトルの『ソワレ』は、フランス語で「夜の公演」「夜会」を意味する言葉です。
サビの「瞬いた ソワレ」で衣装が変わり、明かりが灯るシーンは「ミュージカル」を彷彿とさせます。
歌詞の「幕よ開け」や、MVに登場する舞台セットや小道具などの細かい演出にも注目です。
リリース日:2020年3月22日
収録アルバム:『Still Still Stellar』
『NEXT COLOR PLANET』は、2020年3月22日に配信リリースされた曲です。
2019年12月に『ホロライブ』へ移籍してからは、初のオリジナル曲となりました。
この曲は明るくポップなメロディーが特徴の「パーティーソング」です。
歌詞にも「明日は晴れるから」「もっと飛べるよ」といった、前向きなメッセージが散りばめられています。
ライブで歌うことも多く、聴くと前向きな気持ちになれる応援ソングです。
リリース日:2023年1月25日
収録アルバム:『Specter』
『みちづれ』は、2023年1月25日に配信リリースされた曲です。
作詞・作曲をYOASOBIのAyaseが担当したこの曲は、2ndアルバム『Specter』のリード曲として発表されました。
『みちづれ』は、星街すいせいがVTuber活動で感じた「葛藤や悩み」を描いています。
「上手く行かずに今夜もまた嘆く」「私が生きた証ばら撒くから」などの歌詞は、悲しみや苦しみに対する「心の叫び」を表現しているようです。
ちなみに、『みちづれ』は『THE FIRST TAKE』で歌唱動画が公開されています。
星街すいせいの意思が込められた歌声を聴くと、VTuberの苦しさや葛藤がひしひしと伝わるはずです。
先ほどは星街すいせいがこれまでリリースしたアルバムと、おすすめの曲を紹介しました。
ここからは、アルバムの購入方法について詳しく説明していきます。
購入時に後悔しないためのポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
通常盤と限定盤の主な違いは「店舗特典の有無」です。
通常盤はCDのみですが、限定盤には通販サイトやCDショップごとで違う特典が付いてきます。
価格に差はありますが、オリジナルグッズが手に入るのは嬉しいポイント。
「曲だけを楽しみたい」方は通常盤、「推しのグッズを集めたい」方には限定盤がおすすめです。
限定盤には、店舗ごとで異なるオリジナルグッズが付いてきます。
クリアポスターやブロマイド、色紙などさまざまで、自分の好みや欲しいアイテムを自由に選べるのが魅力です。
同梱される特典の詳細やデザインは、公式サイトやXにて公開されます。
ただし、これらの特典は「なくなり次第終了」となるため、情報解禁後は早めに予約・購入しましょう。
力強い歌声と優れた表現力で、多くの人の心を惹きつけている星街すいせい。
リアルとバーチャルの境界線を無くし、1人の「シンガー」として活動を続けています。
最後に、星街すいせいの最近の音楽活動から、注目の話題を3つ取り上げて紹介します。
星街すいせいは2024年12月31日に、音楽フェス『COUNTDOWN JAPAN 24/25』に出演。
『COUNTDOWN JAPAN』にVTuberが出演したのは、2024年が初めてでした。
当日は『ビビデバ』『ソワレ』などヒット曲を中心に、全8曲を歌唱。
披露された曲は、Amazon Musicのプレイリストから視聴することができます。
星街すいせいは2025年2月1日、初の日本武道館ライブ『SuperNova』を開催。
日本武道館でのライブは、デビュー初期から目標にしていたステージでした。
「武道館でライブをする」夢を叶えた星街すいせいは、ライブの最後に「次は東京ドームを目指しましょう!」と宣言。
夢の実現と新たなステージへの第一歩に、会場は大きな感動に包まれました。
YouTubeには『SuperNova』の冒頭30分が公開されているので、「夢を叶えた瞬間」をぜひご覧ください。
星街すいせいは2025年2月2日に、新曲『もうどうなってもいいや -Movie edition-』を配信リリースしました。
こちらは同年1月17日に公開された映画『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』の挿入歌です。
さらに、『もうどうなってもいいや』は2025年4月8日から放送を開始したTVアニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』のEDテーマにも起用。
アニメの初回放送日には楽曲のフルバージョンが配信され、2日後にはMVも公開されました。
今回は『ホロライブ0期生』のVTuber『星街すいせい』について紹介しました。
星街すいせいは「ホロライブ屈指の歌唱力」を武器に、ネットとリアルの両方で音楽を届けています。
「バーチャルシンガー」として、音楽業界に革命を巻き起こしている星街すいせい。
彼女の曲を聴けば、アーティストとしての豊かな表現力に心を奪われること間違いなしです!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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