
過激な歌詞と独特な世界観が特徴のAcid Black Cherry。
しばらく活動を休止していた彼らですが、最近ファンに向けて新しくメッセージを発表しました。
「ABCは復活したの?」
「yasuって今って何しているの?」
ボーカルのyasuこと、林保徳が今何をしているのか、気になっている方も多いのではないでしょうか?
今回は、そもそもAcid Black Cherryがどういうバンドなのか、そしてAcid Black Cherryのサポートメンバーやおすすめアルバム、Acid Black Cherryとyasuの現在の活動について解説します。
これを読めば、あなたはAcid Black Cherryのことを振り返るだけでなく、彼らの最新情報を知ることができます。
元々ファンだった人は、活動を追っていた時の情熱がよみがえるかもしれませんね!

Acid Black Cherry(アシッドブラックチェリー)は、V系ロックバンド「Janne Da Arc」のボーカリストyasuによるソロプロジェクトです。
レコーディングやライブはバンド形式で行いますが、特定のメンバーはおらず、楽曲やアルバムごとに最適なメンバーをオファーによって募ります。
2007年から活動を開始し、5月から全国15か所でシークレットライブを行ったうえで、7月18日にシングル『SPELL MAGIC』でデビューしました。

これまでにシングル19枚、オリジナルアルバム4枚、カバーアルバム4枚をリリースし、オリジナル作品は全てオリコンTOP5入りを果たしています。
楽曲は、官能的な世界観を表現しており、緻密でストレートな歌詞が特徴です。
ロックというジャンルでは男性視点の楽曲が多い中、Acid Black Cherryは女性視点の歌詞も多く、それが魅力の一つとなっています。

yasuの甘く艶やかな歌声とエロティシズムかつ共感性の高い歌詞が、多くの女性ファンを魅了してやまない理由と言えるでしょう。
人気を博したAcid Black Cherryでしたが、2017年8月にyasuの頸椎損傷により活動を休止しました。
AC/DCのメンバーは入れ替わりがありますが、ここでは主に活躍したメインメンバーを中心に解説します。

YUKI(結城雅彦)は Black Cherryでは、リードギターを務めます。
2008年以降のライブツアーには、ほぼ出演しており、レギュラーメンバーと言ってもよいでしょう。
彼のキャリアを語る上で欠かせないもう一つの顔が、V系ロックバンド「Λucifer」(リュシフェル)としての活動です。
Λuciferは、新條まゆ原作の少女漫画『快感♥フレーズ』の劇中で登場するロックバンドを、アニメ化を機に実際に結成したバンドです。1999年の当時はこのようなタイアップが珍しかったからか、「アニメ内の架空のバンドがデビューした」と話題になりました。
Λuciferの解散後も、元SEX MACHINEGUNSのHIMAWARI、NOISYの三人で、DUSTAR-3(ダスタースリー)を結成。
所属しているバンド活動以外にも、楽曲提供や音源収録のサポートメンバーとして活躍しています。
YUKIのギター演奏はとてもスムーズで美しく、速弾きが得意です。
特に、即興弾きを行うことも多く、ライブでもよく見られます。

また、ヴァン・ヘイレンが好きなこともあり、「タッピング」(片手で弦を叩いて音を出すテクニック)をよく使うのもポイントです。
ソロでは、「アームのスクイール」(ギターのアームを使って特徴的な音を出す技法)を取り入れることが増えており、これがYUKIならではのスタイルになりつつあります。
Acid Black Cherryのステージで意識していることとして、
「ステージ全体を広く使い、固まらないようにする」
「yasuの「ステージ全体をかっこよく」という想いを汲みながら、魅せるという点も大切に演奏している」
などを挙げていました。
こういった気遣いができるバンドマンだからこそ、yasuからメンバーとして選ばれるのかもしれませんね!
上記の動画でYUKIの素顔をより深く知ることができます。
Acid Black Cherryの加入エピソードも語られているので、ファンの方はぜひ視聴してみてください!

SHUSEは、Acid Black Cherryではベースを担当しています。
元々は、MALICE MIZER、FANATIC◇CRISIS、SHAZNAと共に「ヴィジュアル四天王」と呼ばれた「La’cryma Christi(ラクリマ・クリスティー)」のメンバーです。
La’cryma Christiは、ヴィジュアル系四天王の中でも演奏技術の高さが評価されているバンドであり、SHUSEの演奏スキルも非常にハイレベルだと言えます。
さらに、La’cryma ChristiやAcid Black Cherryの楽曲は難度が高いことで知られています。
そんな楽曲をライブで、しかもステージパフォーマンスを交えながら演奏するSHUSEの腕はかなりのものでしょう。
ベースの技術に加え、歌も上手いのでAcid Black Cherryではコーラスを担当しています。

SHUSEはAcid Black Cherryについて、
「昔からyasuのライブを見てて、パートは違うけど自分と似たスタイルのヤツがいるなって思ってた。」
「ABCやることになった時には、2人でステージ上で、クルクル回ってたらおもろいだろうなって思った。そういう初心は忘れたくない。」
と語っています。
同じ目線で楽しめるメンバーがいることは、yasuも嬉しいでしょうね!
淳士は、Acid Black Cherryでドラムを担当しています。
「1/3の純情な感情」でブレイクした「SIAM SHAD」のドラマーでもあります。
「淳士のドラムプレイは、手数の多さとテクニックで魅せるスタイルが特徴です。
一般的に手数が多いと演奏の粗が目立ちやすい印象がありますが、淳士は正確なリズムキープ力を兼ね備えており、隙のない安定した演奏を披露します。
その技術は、L’Arc-en-Cielのyukihiroからも評価されています。
YouTubeチャンネルで他の人の曲を叩いてみた動画もあるので、そのテクニックを見たい方はチェックしましょう!
yasuとステージに立つ時の気持ちについて、淳仕はこう語っています。
「音だけで上手い人はたくさんいるが、ステージででyasuを輝かせるのは僕すごく上手いと思う。ステージが好きだから、それはもう任せとけ!と思う。」
「yasuを絶対に1人にしないって。yasuはね、そういう忠誠心を持たせてくれるというか、そういう気持ちにさせてくれるんですよね。」
この想いを聞くと、yasuが生き生きと歌えるのは、淳士のような心強いメンバーの支えがあるからこそだと分かりますね!

Acid Black Cherryのアルバムはコンセプトが明確に定まっていて、ストーリー仕立てであることが特徴です。
名盤の多いアルバムの中でも、厳選した以下の3つをおすすめしたいと思います。

『2012』は、yasuの音楽人生初のオリコン1位を獲得した、記念すべきアルバムです。
特に、収録された15枚目のシングル『イエス』はYouTubeでも3300万回再生され、一般層へAcid Black Cherryの存在が知られるきっかけにもなりました。
Acid Black Cherryにしては珍しい、失恋と復縁というシンプルなラブソングですが、yasuの表現力のある歌声とサポートメンバーの巧みな演奏により、V系ファンやロックファン以外の人たちにも刺さったのだと思います。
『イエス』の他にも、クセのある曲が肩を並べています。
特に、『ピストル』という楽曲は、官能的な世界観をストレート過ぎる歌詞で表現しています。
他の曲の歌詞も、感情的でメッセージ性が強いですが、それを乗せるメロディは、バラード、疾走感のあるヘヴィメタ、ジャズ、ポップスなど、様々な手法で表現されており、聴いていて飽きません。
Acid Black Cherryを「とりあえず聞いてみたいけど、どれから聴けばいいんだろう?」「久々に聴いてみたい!」という方には、ぜひおすすめしたいアルバムです。

『Recreation』はアルバム名の通り、他の歌手の楽曲を歌ったカバーアルバムです。
中森明菜の『スローモーション』やあみんの『待つわ』など懐かしの歌謡曲がセットリストに入っています。
yasuの歌声で現れる曲の世界観は全くの別物と言ってよいでしょう。
私としては『異邦人』がお気に入りですね。
アレンジでロックとテクノの要素が入っていますが、原曲の雰囲気を損なうことなく、yasuの声とマッチしています。
この曲を聴くことで、原曲とは別の国に訪れたような”異邦人”気分を味わうことができるでしょう。
yasuは、特に難しかった曲として欧陽菲菲の『ラヴ・イズ・オーヴァー』を挙げています。
yasuによると「スローテンポの曲はとても難しい。これは本当に難しかった。こういう曲をもっとよく唄えるようになれれば良いなって思った。そうしたらボーカリストとしての幅も広がるのかなっていう、新たな課題が見えた曲でもあった。」と難しいながらも発見があった曲だったといいます。
改めて、yasuの圧倒的な歌唱力・表現力を感じられるアルバムとなっています。
『Recreation』シリーズは、合計4アルバム発売されているので、あなたが好きな他の歌手の曲もカバーされているかもしれません。
自分の好きな曲をyasuの声で聴くと、新しい発見や感動があると思います。
そういった新感覚を味わいたい方にはおすすめのアルバムです!

『L-エル-』は波乱万丈の人生を送った女性「L」の人生を描いたアルバムです。
ストーリー仕立てのアルバムであり、収録された曲の一つひとつが、Lの人生を構成するピースとなっています。
発売からわずか半年で20万枚を超えるヒットを記録しました。
その物語の完成度の高さは、ストーリーブックが書籍化され、実写映画も公開されたほどです。
音楽アルバムからの実写映画化は国内では初の出来事でした。

公式からオフィシャルレビューとストーリーライナーノーツ(解説文)も公開されているのでこちらも要チェックです!
収録されている楽曲の中では、『黒猫 〜Adult Black Cat〜』と『Greed Greed Greeed』が個人的には好きですね。
Lのアルバムは切ない曲が注目されがちですが、激しめのハードロックのこの2曲はたまらなく良いです。テンション上がること間違いなしです!
収録されている曲はアルバムの構成要素としてだけでなく、一つの曲としても練り上げられた良い作品ばかりなので、「まずはこの曲から手始めに」という気持ちで気軽にAcid Black Cherry聴いてみても良いでしょう。
そのうちLの世界から抜け出せなくなるはずです!
yasuの作る重厚な世界観を堪能したい、浸りたいという方にはピッタリなアルバムとなっています!
ぜひ聴いてみてください!
冒頭でも言及しましたが、yasuは頸椎損傷とその影響による身体の不調により、2017年の全国ツアーを前に、現在(2025年時点)まで音楽活動を休止しています。
yasuは頸椎損傷の原因について「”ヘドバンをしたからこうなった”のではなくて“ヘドバンをした後のケアを怠った”からこうなったという事です」と語っています。
「今回の件で“やっぱりヘドバンは良くない”という印象がまたさらに強くなるんじゃないか、そんな懸念があります」と不安をにじませていました。
※ヘッドバンキング:頭を曲のリズムに合わせて頭を激しく振る動作・パフォーマンス
その後、しばらく音沙汰のなかったyasuですが、2025年1月27日の50歳の誕生日に、新しいアーティスト写真の公開と、新しい音楽レーベル『LtOVES(エルトヴェス)』への所属を発表しました。

LtOVESはAcid Black Cherryのプロデューサーである菊池真太郎が立ち上げました。
菊池真太郎は「レーベル発足は、残念ながらAcid Black Cherryの復活フラグではありません。」「新しい才能を発掘し(中略)世に発信するため」と前置きはしつつも、「我々LtOVESと共に夢を追ってくださる新しいアーティストの皆様にはAcid Black Cherryの DNAを受け継いでもらいたいとも考えております」とAcid Black Cherryの新しい形についても言及しました。
Acid Black Cherryの復活はまだかもしれませんが、yasuやABCメンバーが新しいアーティストのプロデュースや育成に関わるなんてこともあり得るかもしれませんね!
yasuはまだ復帰の目途は立っていないとしつつも、「いつの日か、みんなに会える時を楽しみにしてます。」「今年はAcid Black Cherryの過去作を元に、これまで見せ切れなかった、語り切れなかったAcid Black Cherryをお届けします」と前向きな想いをファンに伝えています。

その宣言通り、2025年3月26日にはライブアコースティックアルバム『Acid Black Cherry Live Acoustic Album ~君がいるから~』を発売しました。
本格的な活動再開はまだ先になりそうですが、yasuのメッセージと新しい楽曲が聴けるだけでもファンにとっては嬉しいニュースですね!
LtOVESへの所属と同時に、サブスクで配信されていた楽曲も新規アレンジ・新規レコーディングでリニューアルされました。
さらに、4月16日には1stアルバム『BLACK LIST』と2ndアルバム『Q.E.D.』、4月30日に3rdアルバム『2012』と4thアルバム「L -エル-」、5月28日に「Recreation 1」「Recreation 2」の2作がリニューアル版として発売されましたね。
各CDに収録される音源は、各種音楽配信サービスで配信中のものと同じ音源となります。
「リニューアルされたAcid Black Cherryの楽曲を聴いてみたい!」という方は下記のリンクからぜひ聴いてみてください!
また、「CDを購入したい!」と思った方は以下のサイトからどうぞ!
「ついに復活ライブが開催されるの?」と期待に胸を膨らませた方も多いかもしれませんが、今回のプロジェクトはyasuさん本人がステージに立つ活動再開ではありません。
依然としてyasuさんは不在のままですが、「熱狂の記憶との再会」が、この『Project〝暴れろ!!!!!〟』という形でついに現実のものとなりました。
このプロジェクトは、これまでに開催されたAcid Black Cherryの伝説的なライブ映像を、最新技術によって高画質・高音質で蘇らせ、連続リリースしていく特別な企画です。
たとえるなら、これは「心の奥に大切にしまっていた思い出の記録が、最新のデジタル技術によって、まるで今目の前で起きているかのような鮮やかな輝きを取り戻す」といった体験。
当時の熱気はそのままに、yasuさんの細かな表情やサポートメンバーの躍動感あふれるプレイが、驚くほど鮮明に映し出されます。
具体的には、2025年6月から11月にかけて、厳選された計6タイトルのライブ映像がBlu-rayとして順次発売されています。
すべての映像が最新のアップコンバート技術によって磨き上げられており、大型テレビやスクリーンで見れば、当時の迫力を思い起こさせるほどの臨場感を味わえます。自宅の居間がライブ会場の最前列へ!
さらに、過去のライブ映像を大スクリーンで上映しながら、ABC BANDによる生演奏が重なるFILM LIVE形式のイベントの開催も発表されました。
ABC BANDのメンバーは、YUKI、SHUSE、淳士、AKIHIDE(BREAKERZ)、HIRO(La’cryma Christi)です。
ZeppはAcid Black Cherryにとって、原点に近い場所。
数々のライブを重ねてきたこの空間そのものが、ファンにとっては記憶と感情が積み重なった特別な場所です。
そのZeppで、映像を通してライブの熱狂を体感するだけでなく、同じ時代を歩んできたメンバーの言葉で当時を振り返る時間が用意されたことは、復活ライブとは異なる形での”再会”と言えるでしょう。
Yasuさんの復帰はまだ未定ですが、このプロジェクトからは、「会えない時間も、ABCの音楽で全力で暴れてほしい」という想いが伝わってきます。
映像の中で縦横無尽に駆け回る彼らの姿を目に焼き付け、再び同じ場所で拳を突き上げられる日を心待ちにしましょう。
引用:https://ltoves.com/abc-livebd2025/
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