ゲームミュージックというと近年では様々なアーティストとタイアップした、
アニメさながらな主題歌などを思い浮かべる方も多いと思います。
少しお兄さんやお姉さんなご年齢の方などは、「ドラゴンクエストシリーズ」のすぎやまこういちさんや、「ファイナルファンタジーシリーズ」の植松伸夫さん、マイコン派の方には古代祐三さんなどがおなじみですよね。
現代ではすっかり音楽のジャンルに定着しているゲームサントラですが
昨年の東京オリンピックの開会式で使用されたことから過去の名作も見直されているそうですよ。
私もゲームミュージックが大好きですし、せっかくなので今回はフェイバリットな作品を紹介したいと思います。
まずはじめに私が本アルバムに出会ったきっかけは単純で、
コナミのアーケードゲーム「ルマン24」のBGMが聴きたかったからなのです。
ゲームセンターで遊んでいる時はハンドル操作が忙しすぎて音楽を聴いていられなかったので
レコード屋で見かけた時に即購入しました。ついでにカセットも後日手に入れたのでした。
ちなみに目的の「ルマン24」の曲はギター音がかっこよくで、何度も聴いていましたが
すぐにゲームセンターから撤去されてしまい二度と遊ぶことはありませんでした。
本アルバムの収録曲の中でひときわ輝いている曲があります。それが「恋のホットロック」の曲の数々です。私が海外のロックやポップスを知ったきっかけになったといっても過言ではないのです。
マドンナやブルース=スリングスティーン、ビートルズ、ジョンレノン、ミッシェルポルナレフ、ファルコなど洋楽の名曲が多数収録されています。
しかも全曲FM音源のアレンジとなっており、原曲とはまた違った印象になっています。
当時の私は上記のアーティストのオリジナルのアルバムを聴くため
CDレンタル屋さんや貸レコード屋に通い、洋楽の世界にはまっていくのでした。
オープニングを飾る「モーニングミュージック」は、夏休みの「ニチイ」の屋上ゲームコーナーで
朝イチにだけ聴くことができた特別な音楽だったと記憶しています。
謎の壁アレンジ・バージョン(SPACE ROMANCER)も名曲と言われています。ファミコンのディスクシステムで発売していた「謎の壁」のエンディングテーマをアレンジしているのですが、とてもセオリー通りな”THE POPS”ソングに仕上げてあります。この曲はギターソロが聴きどころなのですが、今でも練習にしている人もいるくらい最高に気持ちが良いフレーズだと思います。
その他、沙羅曼蛇、悪魔城ドラキュラ、もえろツインビーなど耳なじみのある曲ばかりが収録されているのも嬉しいですよね。
私としてはMSXの曲が多いのも好きな理由です。
全ての収録曲は以下の通り。ジャンルもプラットフォームもバラバラですが、何回も何回も聴き直しても飽きない作品です。
皆様も機会がありましたら聴いてみてくださいませ。
・コナミ・モーニング・ミュージック(バブルシステム起動テーマ)
・恋のホットロック
・謎の壁アレンジ・バージョン(SPACE ROMANCER)
・火の鳥(大和ステージ)
・もえろツインビーアレンジ・バージョン
・沙羅曼蛇
・悪魔城ドラキュラ(悪魔城ドラキュラアレンジ・バージョン、バンパイヤ・キラー)
・魔城伝説
・キングコング2 怒りのメガトンパンチ
・夢大陸アドベンチャー
・特殊部隊ジャッカル
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