ヤマハのシンセサイザー『MOTIF ES6』を群馬県前橋市のお客様からお譲りいただきました!良盤ディスクをご利用くださいまして、誠にありがとうございました。
2001年の登場から多くの人に愛され続けている、”ヤマハのMOTIF(モチーフ)シリーズ” を見ていきましょう。
『MOTIF ESシリーズ』は2003年にヤマハが発売したプロユースのシンセサイザーです。このES6はLC鍵盤の61健です。ほかにも76健と88健のバリエーションも有りましたね。
MOTIFシリーズといえば日本の代表的なフュージョングループ「カシオペア」の元メンバー向谷 実氏を思い浮かべる人は多いかもしれません。向谷氏はデビューからヤマハのシンセを使い続けていますし、ライブ映像でもヤマハのシンセをよく見かけますよね。
カシオペアは子供の頃から聴き漁っていたので、このシンセの音色が馴染みあるものなのも納得しますね。
向谷さんといえば、鉄道好きで有名なので、「タモリ倶楽部」でも拝見することが出来ました。皆様もYouTubeで検索してみてください。
『MOTIF』シリーズが登場した2001年は、音源ICチップから音を鳴らすハードシンセからソフトウェア音源によって音を鳴らすソフトシンセに徐々に移り変わった時代だと思っています。
そんな時代にあえてチップ音源に投資し進化をさせていたヤマハには脱帽です。
キータッチはローエンドモデルと変わりなく、ヤマハLC鍵盤特有の軽いタッチでプレイできました。
ESシリーズの特徴としては、リボンコントローラーの搭載や新しいタイプのノブやスライダーですね。操作性も大幅に進化した感じはあります。
サウンドも創造力も、新たなる領域へ。無限の可能性を秘めたプロシンセ。これがESシリーズのキャッチコピーでした。そんな、ヤマハのシンセサイザー『ES6』をじっくりと見てまいりましたが、メカメカしいシルバーのボディーカラーと相まった機能性を強く感じたモデルでした。
プロが使っても遜色ない機能の数々を試すことは出来ませんでしたが時代を作り上げたキーボードということを再認識させてくれる、とても良い時間でした。
またこのようなシンセサイザーをお譲りいただける日を夢見て、このブログを締めくくりたいと思います。
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