【宅配買取】宇多田ヒカル『First Love』アナログ盤を福島県福島市のお客様よりお譲りいただきました!

宇多田ヒカル『First Love』アナログ盤を福島県福島市のお客様よりお譲りいただきました。良盤ディスクをお選びいただき、ありがとうございます。

宇多田ヒカル、初フェス出演!

アメリカ・カリフォルニア州で開催中の音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル2022」のメインステージに宇多田ヒカルが立ち、たいへんな話題となっています。
そもそもが宇多田ヒカルの初フェス出演であることに加えて、彼女が登場したのは「88rising’s Head in the Clouds Forever」ステージであることも盛り上がりの一因でしょう。

88risingとは、ニューヨークを拠点とするアジア系のアーティストを世界に発信していく音楽&メディア・カンパニー。そして今回のコーチェラ出演は、88risingと88rising所属のアーティストたちがアジア各国を代表するアーティストに出演を依頼しており、日本からは宇多田ヒカルに声がかかった、という経緯でした。ちなみに88risingはこのステージにおいて韓国からまさかの2NE1復活を実現させています。88risingの持つパワーと、今回のステージに懸ける思いの強さが分かると思います。

「宇多田ヒカルは我々の青春」。88risingの熱望ぶりが伝わってきますね。

さて、彼女がステージで披露した曲はゲームソフト『キングダム ハーツIII』のOP曲「Face My Fears(English Version)」の他、初代「キングダム ハーツ」の英語版テーマソング「Simple And Clean」、デビュー曲である「Automatic」に、代表曲「First Love」。ゲームを通じて世界に広く知られている楽曲に加えて、デビュー時からの人気曲を披露するという、短い時間ながらサービス精神にあふれたステージとなりました。
88risingも、観客も、そしてきっと宇多田ヒカル本人も感無量だったことでしょう。特に「First Love」はまさに「我々の青春の曲」であると同時に「彼女の青春の曲」でもあるのですから。実に感動的な初フェス登場だったと思います。

また、ステージ後半にはサプライズで、88risingと彼女のコラボレーションによる新曲「T」も披露されました。ちなみに「T]はさっそく配信が始まっています。

『First Love』の衝撃

この度アナログ盤をお譲りいただいた「First Love」をタイトルチューンとした彼女のファーストアルバムは、日本においておよそ765万枚が売れたといいます。また、世界での売り上げを含めると1000万枚に迫るだろうと言われています。日本のアーティストとしては、空前にしておそらく絶後となる記録です。
リリース当時の熱気を思い出します。1999年3月、もはや一種の社会現象ともいえるほどの宇多田ヒカル熱の中でこのアルバムはリリースされました。1998年12月のデビューからわずか3か月間で、彼女は日本をまるごとトリコにしてみせたのです。

彼女はデビューシングル「Automatic」で、いきなり人々のハートをつかみました。何度でも聞きたくなる完璧なメロディーです。そして完璧な英語と日本語を自由に使い分けながらメロディーに馴染む言葉を乗せています。結果として、15歳が書いたとは思えぬ大人っぽいラブソングに仕上がっているのです。リスナーのみならず、多くのミュージシャンにも衝撃を与えた楽曲です。小室哲哉は宇多田ヒカルの登場によって「引退」の2文字が頭をよぎった、というのは有名なエピソードです。彼女の登場は日本の音楽シーンを間違いなく変える、そして自分は果たしてついていくことができるのか、と。
中腰で歌う彼女の姿が印象的なミュージックビデオも話題となりました。当時の若者はこぞってカラオケで彼女の真似をして歌ったものです。

ファーストアルバムは発売後1週間で200万枚が売れ、2か月後には500万枚をゆうに超えて日本最高記録となりました。
すさまじい売れ行きの中、特に話題の中心となったのがタイトルチューンの「First love」でした。
「最後のキスはタバコのflavorがした」という歌いだしのインパクト、かなわなかった初恋を見事に綴った歌詞、少しかすれた哀愁のあるヴォーカル、もうどれをとっても最高のバラードなのです。
最初は、アルバムのジャケット写真でまっすぐにこちらを見つめるティーンネイジャーの女の子の表情と「First Love」がうまく結びつかず困りました。さらには「First Love」を書いた時は15歳だったという事実は、多くの人にとって大変な衝撃となりました。

『First Love』アナログ盤について

『First Love』アナログ盤は、CD発売後の約3か月後、1999年の6月にリリースされました。
SIDE 1、2とSIDE 3、4との2枚組となり、SIDE4にはリミックス曲「First Love -John Luongo Remix-」が追加収録されています。

ちなみに最新アルバム『BADモード』のアナログ盤発売に合わせて、過去のすべてのアルバムのアナログ盤が発売されることが発表されています。3月10日に初期3作品のアナログ盤が発売されたのですが、こちらも大変な人気ですでに販売終了、オリコンTOP15上に『BADモード』とアナログ盤3作品が登場するという事態となりました。宇多田ヒカルやはり恐るべし、です。

最後に

お譲りいただいた『First Love』アナログ盤は、再発ではなく99年発売のものです。
ともあれコーチェラで披露されたデビューアルバムからの2曲、是非アナログ盤で聴いてみてください。
アナログの優しい音質で聴く「Automatic」「First Love」は切なさ倍増、格別の体験ですよ。

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(書いた人)1999年は宇多田ヒカルのアルバムが出て、Dragon Ashの『Viva La Revolution』が出て、ライジングサンが始まってと、新時代到来だと興奮していた良盤ディスク 買取広報スタッフ。忘れられない1年です。日々お売りいただいたアイテムをご紹介します。

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