1983年発売のSONYのレコードプレーヤー『PS-LX22』を神奈川県川崎市の方から”BEEP宮前平店”にて店頭買い取りさせていただきました。良盤ディスクのご利用ありがとうございました。
この様にグループ店へのお持ち込みも大歓迎でございます!これからも便利にご利用下さいませ。
本機は発売当時の1983年にはエントリーモデルとして販売されていたため大量に生産されました。PS-LX22が属するLXシリーズは数十年近く経過した今でも続いており、エントリー機の系譜だったのです。
本機は登場から40年近くも経過しており、状態の良い機体が見られる機会が大変少ないといえるでしょう。
こんなにきれいな個体をみるのは久しぶりです。この機会にあらためてPS-LX22を見ていきたいと思います。
PS-LX22はオートリターン機構などを搭載したオートプレーヤーシステムでした。しっかりした大きめのボタンで押し間違いの心配もありません。
ローマス(低質量)・ストレートトーンアームは軽針圧・ハイコンプライアンスタイプのカートリッジを生かすために採用されていました。
カートリッジはシェルアーム一体型のMM型カートリッジ(品番:VL-42G)を搭載しています。
また、ダイレクトドライブの回転部にはリニアBSL(ブラシ&スロットレス)モーターを搭載しており、安定した回転性能を発揮しています。回転力のムラ(トルクムラ)の原因となるスロットとブラシを取り除いた極めてシンプルで信頼性の高いモーターでした。
インシュレーターには高粘弾性物質封入のゴム製のインシュレーターを採用し、ハウリングを防止しています。
シンプルなアームリフターを搭載しており、節度が比較的無いため操作しやすいですね。
アクリルカバー全面に貼ってある「It’s a Sony」のオレンジシールが懐かしく思えます。当時のSONYのTVコマーシャルでよく耳にしたものでした。
今だから突っ込めるので言いますが、今思うとこれはどんなキャッチコピーだったのだろうと思います。
というのもSONYの前のに冠詞の”a”は不要だし、直訳してみても「コレはソニーの商品ですよ」となりますから、意味がわかりませんね。
まあキャッチコピーは宣伝のためのものだし、この戦略は成功していたなあと個人的に思っております。
今回はお譲りいただいたレコードプレーヤーを紹介しました。本機を紹介しているうちに入門機、スタンダード品だからといって目を背けてしまうなんてことの無いようにアイテム紹介をコツコツしたいと思わせてくれる・・・まさに基本に立ち帰らせてくれるベーシックな1台でした。
良盤ディスクではレコードプレーヤーの買取を承っております。
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