みなさん、ブライスには偽物が出回っているという事はご存知でしょうか。
タカラトミーで作られている本物のブライスドールに対し、中国で作られたファクトリーブライスと呼ばれるコピー品があります。
本日は本物と見分けがつきにくいファクトリーブライスと呼ばれる偽ブライスの特徴を詳しく見ていきたいと思います。
まずこちらの子をご覧下さい。
普通のネオブライスちゃんに見えますが、実際はブライスによく似せた「ファクトリーブライス」と呼ばれる偽物の子です。
本物のブライスそっくりに作られていますよね!
写真を見ただけでは見分けるのが難しいような精巧な偽物のブライスです。
細かい部分をチェックしていきましょう!
まず、メイクですが、過去に発売されたタカラトミーのブライスたちと照らし合わせてみましたが、アイシャドウとリップの組み合わせが同じものはありませんでした。
カスタムではなく元々塗られているようなメイクで、本来のブライスにはない組み合わせのメイクの子は要注意!ファクトリーブライスの可能性が高いです。
リップは上唇の山の形が左右対称でない、雑な塗り方になっていました。
本物のブライスではこのような事は絶対にありえません。
目を閉じると、偽物はまぶたが透けています^^; まつげが差し込んである部分が見えてしまっていますね。
まつげもデフォルトのブライスと異なり、長さがバラバラです。
アイカラーはデフォルトと同様、青・緑・オレンジ・ピンクの4色になっていますが、
黒目部分がはっきりとした黒色ではなく、色が薄いです。
また、まぶたは見えていないパチ目になっています。
2003年頃までに発売された初期のブライスはこのようなパチ目です。
しかし初期の子ではないのにパッチリ開いたこのような目になっていたら、カスタムされている、もしくは偽物の子という事になる為、判別材料の1つにはなるかと思います。
偽物と本物のボディを見比べてみましょう。
本物のボディの肌色と比べると、まず色味が異なります。
偽物は胴体と手足の色がかなり違い、手足は特に黄色がかった色になっています。
偽物のボディは手足が柔らかく、ゴムのような素材です。
手は力を入れなくても、ぐにゃぐにゃと簡単に曲がります。
足も本物と比べると比較的柔らかいです。
そして手を離すと弾かれたように素早くもとに戻るのが特徴です。
こちらは本物のボディ。腕を横に曲げてみると少し曲がりますが、しっかりと硬さがあります。
ボディや頭の裏の会社名の表記などは本物も偽物も同じように入れられている為、本物だと思ってしまいますね。
髪は今回の子は正規のブライスよりも細く柔らかい髪質だった為、はじめはカスタムされたブライスちゃんかな?と思いましたが、確認するとウィッグなどでもなく、カスタムされた様子もありませんでした。
元から、ブライスとは異なる材質の髪・公式では販売されていない髪色の子はファクトリーブライスではよく見られます。
カスタムされたものでない限りは確実に偽物といえるでしょう。
今回紹介した子は公式ブライスに当てはまらない種類のものだったので見分けが付きやすかったと思います。
しかし最近では実際にタカラトミーから発売されている子そっくりにアウトフィット・外箱まで作られたものまで出回っています。
判別が難しいものも多く、偽物を絶対に買いたくないという場合は公式ショップで購入するのが確実です。
しかし、それ以外で購入する場合、ネットショッピングでは詳しい写真を見せてもらう、信用できる方から購入するなど、慎重なお取引が必要です。
また、今回紹介させて頂いた特徴も参考頂ければと思います。
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