
幕張メッセでのラストライブ、そしてチバユウスケの咆哮とアベフトシが叩き出す殺傷能力の高いマシンガン・カッティング。
『cult grass stars』から『SABRINA HEAVEN』に至るまで、彼らが駆け抜けた狂騒の軌跡が凝縮された見事なCDコレクションをお譲りいただきました!
良盤ディスクをご利用いただき誠にありがとうございます!
インディーズ期の熱気を感じさせる『wonder style』のTRIAD再発盤をはじめ、8cmシングル、オリジナルアルバム、そして特典CD『UNRELEASED TRACKS』が付いた初回限定スリーブケース仕様のベスト盤まで、TMGEの歴史をそのまま凝縮したような圧倒的なラインナップです。

メジャーデビュー曲『世界の終わり』に続く2ndシングル『キャンディ・ハウス』や、UKプロジェクトからのインディーズ盤を経て1997年にTRIADより再発された名作ミニアルバム『wonder style』などなど。
さらには、MICK GREEN with TMGE名義の『KWACKER』。
アベフトシが敬愛した英国ロックのギタリスト、ミック・グリーンとの共演作です。
ジョニー・キッド&ザ・パイレーツで活躍したミック・グリーンは、後のパブ・ロックやパンクにも大きな影響を与えたギタリスト。アベフトシのルーツを辿るうえでも興味深い、ファンにとって胸が熱くなるタイトルです。
初期ならではの勢いと、ルーツへのこだわりが凝縮されたラインナップ!

『カルチャー』『Get Up Lucy』『GT400』、そして『Baby Stardust』などなど。
『GT400』リリース当時の2000年前後は、海外ツアーや野外フェスでの伝説的なライブを次々と塗り替えていた時期でもあります。
黒いスーツとルードな佇まいで日本のロックの概念を塗り替えていった彼らの勢いが、そのままジャケットの佇まいからも溢れ出しています。
スーツはあまり着る機会が無いから手が出せませんでしたが、ボーリングシャツは憧れて古着屋を巡り、クリームソーダの黒のボーリングシャツをはじめて買ったのを今でも覚えています。(それから大きく育ってしまい、もう着れません)
先程は「ルードな佇まい」と表現しましたが、ルード系ファッションが流行してルードというワードが定着するのは、こちらのCD達を基準とするとまだまだ先のこと。
田舎に住んでいたので遅れてやってきたのかもしれませんが、流行り始めたとかルードという言葉が使われ始めたのは2006~2007年くらいだったと思います。都会はもっと早いかもしれません。
それまではロカビリーや50sといったファッションアイテムをまとい、「ミッシェルっぽい」とか「ガレージ・ロック的な」とかそういう言い方をしていました。
なおDr.マーチンやジョージ・コックスは必須。そんなに安いものではないので、ベロが破れても履いてました笑
その後、ルードギャラリーやワコマリアなどの存在も大きくなり、「ルード系」という呼び方も定着していきました。
雑誌『RUDO』も2010年に創刊されています。
なお田舎だったからなのか雑誌RUDEは大きい書店さんでないと売られていなかったので、カタログ定期購読が愛読書でした。

メジャー1stアルバム『cult grass stars』をはじめ、フジロック等の伝説的ステージとともにバンドを爆発的なブレイクへと導いた『Chicken Zombies』、そして重厚かつ凶暴なサウンドでロックファンを平伏させた最高傑作『ギヤ・ブルーズ』。
さらに、7枚目にして最後のフルアルバムとなった『SABRINA HEAVEN』まで。
サブリナヘヴン・・・ジャケットかっこいいですよね。個人的に一番好きです。
友人がポスターを持っててバンドの練習部屋に飾ってたんです。
ドラムと機材と折りたたみ椅子だけの壁がひび割れた無機質な部屋で、その空間に貼られてるってのがまた良くて。
一部だけ防音のために紙のたまごパックが貼られてたのだけはかっこよくなかったですが、利にはかなってる。

『カサノバ・スネイク』や『SABRINA NO HEAVEN』、ライブ盤『<CASANOVA SAID> “LIVE OR DIE”』に加え、手前には縦長の8cmシングル『バードメン』と『リリィ』が収められています。
8cmシングルは経年による変色や角折れが見られることが多々あります
今回お譲りいただいたものは角潰れもほとんどなく、素晴らしいコンディションです。
8cmCDは平成レトロらしいです。
生活の中で当たり前だったものがなくなって、しばらくするとレトロアイテムになって。
50sや60sといったいわゆるオールディーズへの憧れ・尊敬を抱き、はやアラフォー。
そりゃ時代が変われば対象の年代も変わっていくのは当然なわけですが、当事者になる日が来ることは考えていませんでした。いやはや。

最後にご紹介するのは、TRIAD時代のベストアルバム『GRATEFUL TRIAD YEARS 1995-1997』と『1998-2002』の2タイトルに加え、初回限定盤に付属した特典CD『UNRELEASED TRACKS』、そしてこれらを一括収納できる初回限定アウターケースです。
特に特典CDの『UNRELEASED TRACKS』は、単なるベスト盤のオマケの域を超えた超重要盤。
下記の曲が収録されています。
未発表曲『あんたのどれいのままでいい』をはじめ、デモ音源、セッション音源、別バージョンまで収録。通常のアルバムとは異なる形で、TMGEの制作過程や当時の音源に触れられる貴重な1枚です。
TMGEの代表曲やオリジナルアルバムはSpotifyやApple Musicなどのサブスクリプションサービスでも楽しめますが、すべての音源が配信されているわけではありません。
『UNRELEASED TRACKS』に収録された曲もそのひとつ。
CDでなければ出会えない音源がミッシェルにかぎらず、この世界にはまだまだあります。
CDはいいぞ。
特に『CISCO~想い出のサンフランシスコ [She’s gone]』は、Toe Rag Sessionによるセッション音源。通常のアルバム収録版とはまた違った表情を聴くことができる、興味深いテイクです。
初回限定盤にのみ付属したレアトラック集ということもあり、TMGEの活動をより深く追いかけたいファンにとって見逃せない1枚です。
外ケースや本編CDだけでなく、特典CDまで欠品せずに揃った完品状態で素敵です。
ミッシェル・ガン・エレファントが残した音楽やグッズは、単なる「古いCD」ではなく、日本のロック史に刻まれた重要な伝説そのものです。
良盤ディスクでは、知識豊富な専門スタッフがアイテム一つひとつの歴史的文脈や非売品特典の希少性、そしてファン目線での価値を熟知した上で丁寧に査定しております。
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