SONYのミュージックプレイヤー「NW-A918」を大阪市枚方市のお客様よりお譲りいただきました。良盤ディスクのご利用ありがとうございました。
今回紹介する「NW-A918」は装備てんこ盛りのバリバリのトップグレードである!ちなみにAシリーズのAは「All in one(全てを備えた)」「Advanced(進歩した)」「Attractive(魅力的な)」の頭文字らしいです。今日は折角なので(当時は)先進な機能を中心に語っていきたいと思います。
今までSONY製品(オーディオ製品は特に)を買う時は大いに迷んで悩んで、悩み倒して買う事が多かったように思えます。何故か?それは多彩なシリーズ展開が存在していて目移りしてしまうのです。そして各製品が持つ機能から引き出される自分のニーズに気付くのです。決して使わないような機能でさえも必要と錯覚するのです。
ソニーカタログのラインナップを見ていると、我々消費者の隠れたニーズを引き出してくる。少し大げさだけれども事実であると思う。
でもこの迷宮には最善の解決策(=ゴール)がある。それはトップグレードを選ぶことだ。トップグレードを選んでおけば間違いない!
車でいうとクラウンを買っておけば全てを手に入れられるのと同じ理論です。
今日買い取りをしたソニーのウォークマン『NW-A918』が発売された時もそうだったと思います。
『NW-A918』が発売されたのは2007年9月。ウォークマンも形を変え昔のようなただ単にメディアを再生するだけの機器ではなくなってきた時代でした。
アップルのiPhone 3Gが日本に上陸する前は、携帯電話&ミュージックプレーヤー&動画再生=このニーズを同時に味わえるポータブル機器のは一部のコアユーザーしか味わうことができませんでした。そんな中登場したiPhone 3Gは上記の機能を全て兼ね備えており、アップル製品の流儀でとても使いやすい商品でした。大ヒットしたのも当たり前ですね。
この頃のソニーは携帯電話部門の「ソニー・エリクソン」から、ウォークマン携帯(SO905iCS)を発売していました。今のXperiaの元祖ともいえる機種ですね。すべての機能を使いこなすにはパソコンの知識が無いと再生することも出来ません。メモリー容量も最大2Gまでという省エネ仕様でした。
この頃のSONYはiPhoneに追いつけ追い越せとばかりに新商品を出していた時期でした。
ソニーはポータブルオーディオのラインナップが多彩という事は上記で書きましたが本当なのです。それはカタログを見てみれば明らかですね。
下はEシリーズから、上はAシリーズまでシリーズは日本向けでも5種類もありますし、容量も512kbから40Gまで豊富にありました。
そんななかでもAシリーズ、特にこのNW-A918の機能はとてもエポックメイキングでわかりやすい製品でした。
AシリーズはSONYのウォークマンの中でも、多機能はもちろんのこと、ボタンの一つ一つにまで素材レベルで作り込みをしていました。
まずは機能面について注目してみます。ワンセグ機能、ワンタッチ録音、動画再生機能、イコライジング機能、カラー液晶表示、ノイズキャンセラーなど・・これでもかというほどのてんこ盛り機能が自慢でした。
特にノイズキャンセラー機能は明らかにわかりやすい機能の一つですね。
必要かどうかはユーザー次第ですが、ワンセグなんかも付いていて(誰かの)ニーズを叶えてくれる能力は抜群でした。
ワンセグ搭載
動画再生機能搭載も付いていたりして、もう夢の機械ですね。(小さいのがたまにキズではありますが)
録音機能搭載なのでマイクがあればICレコーダーとして使えたのも嬉しい。思いついたアイデアをすぐにレコーディング出来るというのは最高のメモだと思います。
ボディデザインの特徴は特筆する箇所は、一枚板から深絞り工法で加工されたケース。
操作ボタンも職人が手で磨いているという。ここまでやるのはさすがSONYですね。良いものを触っている感じにはなります。金属で冷たいし。夏には良い製品でした!
当店ではSONYウォークマンの買い取りを強化しています。知識と経験豊富なスタッフが丁寧に査定させていただきますので、是非処分や売却にお困りの方が居ましたら是非当店へお売り下さい♪