KENWOODのシステムコンポを埼玉県羽生市のお客様より店頭買取にてお売りいただきました!良盤ディスクのご利用ありがとうございます。今回は懐かしの1990年発売システムコンポについて色々ご紹介していきたいと思います。
今回お譲りいただいたKENWOODのシステムコンポの構成は以下の通り
アンプ、AM FMチューナー、イコライザー、カセットデッキ、CDプレイヤー、スーパーウーファー、センタースピーカー、スピーカー2個になります。
一つ一つの機器は今となっては技術的にも一体にできるほどの機能です。ですがこの時代はそれぞれが持つ機能をはっきりとさせていたシステムコンポにこそ憧れがあった時代なのです。
かくいう私も今回紹介したようなSONYのシステムコンポを所有しており、決して使わないであろうボタンを無意味に押したりして楽しんでおりました。
ちなみに構成している機器の型式は以下の通りです。
T-7i(AM FMチューナー)/ A-5i(アンプ)/ GE-7i(イコライザー)/ X-7i(カセットデッキ)/ DP-7i(CDプレイヤー)/ SW-9(スーパーウーファー)/ CS-6(センタースピーカー)/ S-7i×2個(スピーカー)シリーズもので、全て稼働&機能するコンポです。
ケンウッドは元々”トリオ”というメーカーで一世を風靡していましたが、折からのバブル景気に乗っかりイメージアップのために”ケンウッド”ブランドを社名にしました。
その作戦は大成功で大手家電メーカーにはない本格的な機能を持ったメーカーとして若者を中心にシェアを広げて行きました。
イコライザーDEMO画面表示を一発で呼び出せ、音楽を聴いていない時でも目を楽しませてくれますね。
入門機としても充分なスペックですが、アンプ入出力端子の多さには驚かされます。
ラジオチューナー&CDメディア&Wカセットデッキの構成で、過不足ない装備でした。特にカセットテープの音が思いのほかよかったのには感動しました。正直なところ、このデッキだけでも欲しいです。こちらにレコードプレーヤーを付け足せば完璧だと思います。
余談ですが、より高音質なテープメディアのDATや、急速に拡大しつつあったLDデッキなどを全て追加しているユーザーはどれだけいたのでしょうか?知りたいところです。
スピーカー(S-7i)の最大入力は140Wの3WAYスピーカーです。これだけでも良い音を再現してくれます。
それにしてもスピーカーリングが眩しい!見た目も凝った作りのケンウッドらしいスピーカーでした。
ウーファー(SW-9)の定格消費電力は70Wです。これがあるとないとではダンスミュージックのノリが違う!と言い放った友人がいました。この低音を聴くと彼の言っていた意味がわかります。
またボタン1つでケンウッドのロゴが光るギミックは大好きです。
センタースピーカー(CS-6)は最大入力は60Wで定格消費電力は2.8Wです。大きさの割にややおとなしい印象の音ですが、ボーカルの音場を中心に持ってこさせるのに一役買っておりました。
色々と紹介しましたが、残念ながら今となっては場所を取りすぎるフルセットのシステムコンポは買取の際のお値段も低下気味です。
一つ一つの機能は申し分ないのですが、いかんせんその大きさに置き場に困ってしまうのが事実です。
ですが昭和の男の子にとっては憧れのフルシステム。久しぶりにシステムコンポに触れ、日本の家電メーカーが元気だった頃の空気を感じることができました。
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