大滝詠一のシングルレコード「雨のウェンズデイ」「さらばシベリア鉄道 」を東京都大田区のお客様よりお譲りいただきました! 良盤ディスクのご利用、ありがとうございます。
大滝詠一、佐野元春、杉真理によるユニット、ナイアガラ・トライアングルの「A面で恋をして」のミュージックビデオが、40周年記念バージョンとして公開され話題を呼んでいます。
江口寿史のイラストを使ったアニメ作品になっていて、80年代に人気を誇った代表作『ストップ!! ひばりくん!』でひばりくんがマシンガンを乱射する名シーンも使われています(歌詞の「ウィンクのマシンガンで ぼくの胸 打ちぬいてよ」に引っ掛けてあるんですね)。
自身も大滝詠一の大ファンである江口寿史に「40年前の自分に見せたい」とまで言わしめる、素晴らしい仕上がりのミュージックビデオです。
それ以外にもラジカセ、カーステ、ハチロクなどなど80sなアイテムがあちこちに散りばめられていて、見飽きることがありません(散りばめるといえば、画面に舞ういろんな色の粒々は鈴木英人へのオマージュでしょうか。これまた80s)。
さらにすごいのはこれだけ懐かしアイテムを散りばめてあるにもかかわらず、楽曲自体はまったく聞き飽きない、色褪せていないこと。日本のシティ・ポップを代表する楽曲と言えましょう。さすがはナイアガラサウンド、真のエヴァーグリーンです。
さて、何故こうしたMVが制作されたかと言えば、この「A面で恋をして」が収録されているアルバム『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』が発売40周年を迎えたから。
2021年には『A LONG VACATION』の40周年記念盤が発売されましたが、今回も同様に『NIAGARA TRIANGLE Vol.2 40th Anniversary Edition』がリリースされています。
沢田研二に提供した楽曲を佐野元春がセルフカヴァーした「彼女はデリケート」、竹内まりやのデビューアルバム『BEGINNING』へ書き下ろした「目覚め (Waking Up Alone)」を杉真理自身の詞に変えた「ガールフレンド」などなど、「A面で恋をして」に劣らぬ名曲揃い。あらためて言うのもなんですが、超名盤です。
この40周年記念盤を聴いていると、これ以外のナイアガラ・サウンドにも浸かりたくなるというものです。
今回ご紹介する2作品はシングルレコード。
「雨のウェンズデイ」は『A LONG VACATION』に収録された曲からのシングル・カットで、2度目のリカットになります(「恋するカレン」のB面としてリカットされたが、この作品でA面とB面を入れ替えてリリースされました)。
「壊れかけたワーゲンのボンネットに腰かけて/何か少し喋りなよ 静かすぎるから」と松本隆の歌詞がいきなり泣かしにかかってくる切ない曲です。
「さらばシベリア鉄道」は「木綿のハンカチーフ」で知られる太田裕美への提供曲のセルフ・カヴァーで、冒頭で紹介した「A面で恋をして」との両A面シングル。
つまり「さらば~」が『A LONG VACATION』からのリカット、「A面で~」が『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』からの先行シングルという構造になっているわけです。
「さらば~」はNHKの「うたコン」で乃木坂46がカヴァーしたことでも話題になりましたね。
2013年に大滝詠一が亡くなってから10年近くの時が経ちました。
寂しさは募りますが、彼が残した名曲の数々はこれからも変わらずに聴き続けられ、愛され続けるでしょう。
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(書いた人)「A面で恋をして」のミュージックビデオに白いワニが出てないかどうか目を凝らしつづける買取広報スタッフ。見つけたら教えてほしい江口ファン。日々お売りいただいたアイテムをご紹介します。