1973年にリリースされた前期ビートルズの2枚組ベストアルバム。
通称「赤盤」という呼び名はあまりにも有名ですね。
ビートルズのベスト盤は数あれど、私はこの赤盤と後期のベストにあたる青盤を強く推します。
なぜなら
「ジャケットがカッコいいから」
これに尽きます。(とても単純ですが大切なことです)
はっきりいって内容はどのベスト盤も大差ありませんし、本当に興味があればオリジナルアルバムを聴くべきなのですが
そんな中、この赤盤のジャケットは表裏の写真が対になっており、眺めてるとニヤリとしてしまいますね。
これは是非ともCDではなくアナログで手に入れて欲しい逸品となっているのです。
内容はセンセーショナルなデビュー曲の「LOVE ME DO」から始まり
アルバム「REVOLVER」収録の「YELLOW SUBMARINE」で終わる内容で各アルバムの曲がバランス良く入っています。
ハッキリ言って非の打ち所がないラインナップです。
人によってはアレが入ってない、コレが入ってない、カヴァー曲を1曲くらい入れても・・・
とか色々とあるでしょうが、それを言い出したらキリがないのもビートルズならではですね。
後期になるとアルバム毎にコンセプト色が強くなっていきます。多くのファンはアルバムの曲順で楽しみたいという思いが強くなり
ベスト盤で聴くことが無粋だなと感じるのではないでしょうか?
そういった意味でも、シンプルに良い曲を聴く。という事では
この赤盤から初めてビートルズを聴く人にもピッタリなのではないでしょうか?
現に私もビートルズ初体験はこのアルバムでした!
自分のコレクションとしても
ビートルズを知らない若い子へのプレゼント用としても最適な一枚なのではないでしょうか?
おすすめの一枚です。