今回は前回からの続きの最終回、hide closet collectionのレビューvol.3
エピソード&インタビュー編を綴って行こうと思います。
hide closet collectionの圧巻な内容についてvol.1 (ギター編)はこちら
hide closet collectionの圧巻な内容について vol.2(コスチューム編)はこちら
今まではhideクローゼットコレクションの写真集の内容をご紹介してきましたが
別誌のEpisode&Interviewはテキストがメインのアイテムについての詳細がかなり詳しく掲載されています。写真集で楽しんでさらに、経緯まで知れてこの本があればhideさんの事をまでしらない人でも読んだ後にはhideマニア間違いなしです!
目次
Toggle2ndアルバムPSYENCEのTOURにあたる「サイエンス・ア・ゴーゴー」以降、hide whth Spread Beaverのメンバーで参加している事で有名なkIYOSHIさんでがhideさんとの出逢いは80年代からの顔見知りになり、お互い意識している頃特殊メイクアーティストで有名なスクリーミング・マッド・ジョージさんがプロデュースする六本木にあった「パラノイア・カフェ」で偶然ばったり会い一緒にお酒を交わしてから密な仲になったようです。そこで初めての飲みなのにいきなりサイエンス・ア・ゴーゴーでギターで参加してほしいと頼まれ、いきなりでビックリしたが「楽しそうだね」と即答したそうです。
KIYOSHIさんいわくhideさんは2ndアルバムPSYENCEから間違いなく独自の音楽を見つけ出した転機だと言っています。確かにその通りだと私も思います。なぜなら、1st HIDE YOUR FACEはXのHIDEの延長線でもありましたが、(もちろん1stも名曲揃いですが)2ndからは楽曲もバラエティに富んだ突き抜けた開放感があり1曲の中に色んなジャンルのエッセンが散りばめられ当時日本ではまだ認知度がなかったミクスチャーのさきがけ的な作品だと思います。
話は戻り、ツアー参加後からはさらに仲が深まり一緒に相当な量のお酒を飲み明かしたそうです(笑)
LM.Cのmayaさんがhideさん好きということを今まで言ってこなかった理由として雑誌などで中途半端に話して、そこからエディットされ中途半端な形で世に出るのが嫌だったそうで、こういったhideさんの本で特集され思いっきり敬愛していることをぶちまけたかったようです(笑)
確かにぶちまけているエピソードがあるのですがhideさんの1stシングル「EYES LOVE YOU」のPVでhideさんがドラムを叩いている衣装が(フリフリのブラウスかワンピース)当たるというプレゼント企画で、当時中学生だったmayaさんも応募し往復ハガキで応募するところ普通では勝ち目がないと踏んだmaya少年はダンボールをカットして超巨大往復ハガキを作製し応募したそうです(笑)
しばらく経って修学旅行から帰宅したmaya少年の机の上に当選通知書が置かれいて人生最大の喜びを得たそうです。後日、現物が送られてきて早速着てみたがあまりにも似合わなくて人生最大のショックだったそうです(笑)
本当に巨大往復ハガキが功を奏した証拠として、全編通してインタビューをしている高橋恵美さん(hideさんのスタイリスト・コスチュームデザイナー)も当時当選者をhideさんと一緒に選んでいた時、「恵美ちゃん、すげえ馬鹿がいる!」って嬉しそうにmayaさんの巨大往復ハガキを持ってきたそうです。hideさん本人は選んでいたことも驚きですがhideさんがmayaさんを選んだ事もさらに驚きですよね!
こちらの冊子のインタビュアーであり、hideさんの専属スタイリスト・コスチュームデザイナーやLEMONed SHOPのプロデュースなどhideさんのヴィジュアルサイドを全面請負い、hideさんの自由な発想をすべて具現化し支え続けた人です。
こちらのインタビューは特出する所をかいつまんで紹介することが出来ない位、内容が濃いので是非手にとって読んでもらいたいと思います。感動します!
他にもhideさんのギターテック、兵庫尚之さんのインタビューや主要ギターすべてに詳細が掲載されているギターエピソードやコスチュームエピソードふんだんにあり全体通して満足度が高い本になっています。
このような本が発売されるということはhideさんがいかに唯一無二なアーティストで亡くなってしまったことがいかに惜しいかったのかということが分かりますよね。
これからも当店ではhideさんグッズの買い取りを強化していきます!
X関連大好きな私が鼻息荒く査定しますので宜しければ買取もお待ちしております!
営業時間 10:00~19:00
神奈川県公安委員会
第452530010118号
古物商名称:株式会社電脳遊幻組