ザ・スターリンの「STOP JAP」LPレコードをお客様よりお譲り頂きました。この度は良盤ディスクのご利用ありがとうございました!
今回はザ・スターリンについてや、お譲り頂いたアルバム「STOP JAP」について語っていきます。
ザ・スターリン記念すべきメジャーデビューアルバム。
それまでインディーズシーンで数々の伝説を残してきた彼らが放ったデビュー作にして彼らの代表作。
ザ・スターリンの名作の数々を収録しており、今でも再販されるなど人気も高いアルバムです。
ちなみに彼らは1985年に一度解散していて、1989年に再結成した時のバンド名は「ザ」が付かない「スターリン」でした。
本作は週刊誌やメディアにも多く取り上げられデビューアルバムにしてオリコンTOP10に入るなど大成功を収めました。
デビュー当時(1982年)の記憶は無いのですが、ロックに触れだした中学生の時、伝説のバンドとしてザ・スターリンを知りました。
当時バンドブームだったこともあり多くのロック&パンクバンドが雑誌で特集されており、彼らの伝説的ライブの奇行などを読むにつけ興味が湧いたのを今でも覚えています。
貸しレコード屋で見つけた「STOP JAP」はとてもタイトでスピード感がある爆音曲ばかりで、イギリスのパンクバンド「セックス・ピストルズ」にも似た彼らのサウンドをすぐに気に入ってしまいました。
特に印象に残っている曲は、シングルカットもされた一曲目の「ロマンチスト」でした。
サビ部分の「吐き気がするほどロマンチックだぜ~‼」のフレーズが大変印象的です。
世の中の~主義者を「~イスト!(主義者)」と繰り返す、まさにパンクのお手本のような曲です。
この曲は今でもジャパニーズパンクの名曲にあげられるほど有名な曲で、後年「大槻ケンヂ」がカバーしたことから再び注目を浴びたほどでした。
個人的な主観ですが、彼らの曲の多くは強いメッセージがちりばめられており、多くの少年が(私も含めて)厨二病を発症する原因になったのではないかと考察しております。
遠藤ミチロウ氏はよくパンクの元祖的存在とか言われていましたが
私が成人して見に行った氏のライブでは、とてもパワフルなおじさんという印象でした。
ちょうど3年ほど前に氏が亡くなった時、経歴がメディアでよく紹介されていましたが
「ザ・スターリン」のライブパフォーマンスのことばかりで、音楽についてはあまり触れられていないのがとても悲しかった思い出があります。
今、改めて「STOP JAP」を聴くと当時の空気感が蘇ってくるのは当然ですが、何故だか気持ちがスッキリするのは何故でしょうか?
きっと氏のストレートな歌詞が心に響いてくるのだと思いました。
☆ジャケットデザインはバンド名由来の共産主義のマーク。シンプルですがストレートなジャケットです。
☆ライナーノーツに1979年の結成からスターリンの軌跡が記されていて当時から本当かな?と思ってしまうほど逸話が書かれてあった。
☆特に1981年のライブでの逸話などはここでは書けないほどの内容ばかり。ライブパフォーマンスの奇行の初出はほぼスターリンなんじゃないかと思うほどのバリエーションだという事を再確認。
☆遠藤ミチロウ氏は田口トモロウ監督の映画「アイデン&ティティ」冒頭でも見る事が出来る。
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